北見ハッカと心理ゲームのちょっぴりマニアックな世界・・・

 ★Web Magazine (December '23)

 
※iPhoneをお使いの方は横置きでご覧ください。

 ようこそ


【CONTENTS
[1] プロジェクト近況
[2] 聞き取り対象者
[3] 今年一年間の流れ
[4] 来年の流れ
[5] おわりに
 
 みなさんこんにちは。いよいよクラウドファンディング研究の第一歩。Webマガジンの発行となりました。
 まだまだ未熟なマガジンですが、お気軽にお読みいただけると幸いです。

[1] プロジェクト近況

和泉のクラファン研究、まずは近況をご報告します。
 
(1)11月の出張後、録音ファイルを整理しまして、その後それら全てをテキストに書き落としました。これがものすごい時間と労力をかけまして、、、全てて入力で行ったため、もう疲労困憊。これについては[2]でお知らせします。
(2)次の出張についてです。
 最後の出張は、ブックレット掲載の各インタビュー記事の最終確認、そして必要に応じて追加のための素材を手に入れるために行ってきます。
 冬の北見市の写真を撮ってくることも大きな目的で、これはやはり天候次第というところがあるので、レンタカーで無理なく移動出来て、そして良い写真が撮れることを皆さん祈っていてください~。あ、日程は、1月30日~2月2日の3泊4日を予定しています。大学教員は冬休み期間に出張に行きやすいので、、、でも担当科目の成績入力と入学試験が待っている・・・(笑)
(3)そのブックレットですが、年内にひととおりの記事を並べ、年明けてから本格的に見直し作業をしながら聞き取り対象者の方々に記事の確認をしてもらうことを考えていますその後、上の日程で北見に赴いて、最終的には2月中に完成、そして印刷に回す、そんなスケジュールを予定しています。
 
・・・近況は、とりあえずこのような感じです。
 
 

[2] 聞き取り対象者

 さて、これまで聞き取り対象者にお名前は伏せておりましたが、実際に聞き取りが終了して、これをブックレット記事にしている段階なので、ここでみなさまには対象者をご紹介してみたいと思います(氏名(録音時間)、出身、肩書等の順に紹介します)。
 
1. 山口淳一さん(40分)
 北見市 北見ハッカ記念館館長
2. 浅井かずみさん(85分)
 三笠市 北見ハッカ記念館副館長
3. 植村多佳子さん(二人で133分)
 湧別町 田園空間情報センター“にっころ”館長
4. 椎野直記さん(二人で133分)
 北見(仁頃) NPO法人「香りの里」理事長
5. 伊藤悟さん(100分)
 旭川市 NPO法人「ピアソン会」事務局長
6. 増井五夜子さん(87分)
 陸別町 ピアソン会ハーブ部会立ち上げメンバー
7. 高木薫さん(107分)
 北見市 元日本農産北見支社長
8. 武智智子さん(77分)
 旭川市 道立学校スクールカウンセラー、学校心理士
9. 大岩禎さん(75分)
 佐呂間町 元北見ハッカ通商常務
 
 植村さんと椎野さんはお二人と同時に座談会形式でお話ししたため同じ聞き取り時間になっています。また山口館長は来客対応等で忙しく、そんな中お時間を作っていただき、感謝感謝です。
 
 先月号でも少し書きましたが、椎野さんは仁頃町の薄荷農家の生まれ。山口さんの親は内装業者で、北見の繁華街を子どもの頃から見てきました。伊藤さんは元北見市職員、高木さんは薄荷や除虫菊を卸していた流通業者。武智さんは教師。大岩さんは北見ハッカ通商の営業マンながら2haの自社畑を作った人。このように様々な角度から北見薄荷への想いを語ってもらえたことは大変幸運でした。
 

[3] 今年一年の流れ

 今年は2月から5月まで、クラウドファンディングの募集期間でした。他の研究課題と比べると金額的には低いのですが、なかなか苦労しました。まぁそれは和足の人脈不足も大ありなのですが、研究テーマ的にも、やっぱり文系テーマは医療系、新素材などの理系テーマに比べると資金調達がやっぱり難しいんだなというのも、正直な感想です。
 その後、研究スタートと共に、新しいGoProを買って、6月に第一回の出張へ。ここでは聞き取り対象者の方々に直接お会いして、研究計画をお伝えした上で、聞き取りへの承諾をいただきました。
 この研究は単なる取材活動ではなく、れっきとした研究。研究助成金をもらっており、研究としての聞き取りなので、“人を対象とする研究”の倫理審査にかかるということで、その審査が終了したのが9月ということで、取材前に承認を得るという日程の都合上、夏休み中を予定していた第2回出張は11月になりました。
 そして第2回出張。ここで大岩さんを除く全員からの聞き取りを無事終え、当日北見で取材できなかった大岩さんのみ、12月7日に大学にて聞き取りを行いました。
 クラウドファンディングのリターンとしては、Webマガジン8回、ビデオマガジン6回、そして現地からのライブ配信3回行いました。
 
というわけで、ここまでなんとか(笑)順調にきています!!
 

[4] 来年の流れ

 それでは今後について、予定を書いておきます。
 まず支援に対するリターンについてですが、新年早々に出前講座を行います。さらに1月か2月に、オンラインレクチャを行う予定。
 ビデオマガジンは1月号からスタート。それから1/30からの北見出張中にまたライブ配信を行おうと思っています。
 ブックレットは先に書きましたとおり、2月中には原稿を完成して、3月中に印刷完了となる予定。
 さらに、3月後半に千葉県で行われる日本化学会第104春季年会にて、ポスター発表を行います。これについては来年のWebマガジンで詳細をお知らせ。
 
この様な感じで進めてまいります。期待してください!!
 

[5] おわりに~次号へ向けて

 
 Webマガジン今月号いかがだったでしょうか。
 聞き取りファイルをもとに全ての聞き取りをテキスト入力した、そのファイルを確認したところ、入力した文字数が12万字に迫るという・・・単純に400で割ると、原稿用紙300枚分となります。この量の聞き取り内容の中から一人当たり2~3ページという量に内容をそぎ落としてブックれとを作成しなければならないというのはなかなか辛い作業でした。
 聞き取り内容全てを知っているのは、私一人...もっともっと知って欲しいという気持ちを抱えながら、より良いものを目指して作製作業を進めていきます。
 
 さあ、今年も終ります。
 みなさま良いお年をお迎えください!!
 

 

※次号は、ビデオマガジンが1月中旬、Webマガジンも1月中頃にしようかと考えていますが、さてどうなることやら(^ ^;;