北見ハッカと心理ゲームのちょっぴりマニアックな世界・・・
 A unique combination of chemistry and psychology...

 ★北見と薄荷(ハッカ)

 
北見薄荷から広がった化学実験ワールド
 
北見市でカウンセリング研修を行った帰りに立ち寄った北見ハッカ記念館・薄荷蒸溜館。そこで見たのは、薄荷草から精油を取り出し、さらにそこからL-メントール結晶を単離する化学実験手法。そして日本産業史の縮図のような北見ハッカ産業史。このふたつを合わせた分離融合型の化学実験が実現しました。現在、東海大学の『化学実験』で実践中。そして過去には放送大学の授業『化学実験で私たちの生活を理解する』において実施していました。
ここは軽いフォト・ギャラリー。北見ハッカの詳細は、下のホームページをご覧ください!

ホームページ:『日本薄荷の旅日記 ~過去から未来へ~』
 

 
☆北見に行こう!
 
 北見市は札幌からJR特急オホーツクで4時間半。JRレール&ホテル切符などを使ってのんびり2泊くらいの旅に出たいですね。中央の写真の”にっころ”には、1日4往復の北見バス常呂線に乗って向かうと途中に天然温泉施設『のんたの湯』もあります。
 
北見ハッカ記念館
 JR北見駅から歩いて10分。道東地方の薄荷産業の全てを担った薄荷工場の事務所だった木造の記念館に当時の機械類や製品を展示、隣の蒸溜館では上流の実演をしています。
仁頃ハッカ公園
 田園空間情報センター”にっころ”、旧五十嵐邸”ハッカ御殿”、薄荷蒸溜小屋そして薄荷香りの会による薄荷栽培。北見薄荷の故郷とも言える仁頃にも行ってみてください。
ピアソン記念館
 JR北見駅から歩いて20分くらい?小高い丘の上に建つ旧ピアソン邸。ここから野付牛(北見地方の旧称)の町を見下ろしていた、宣教師ピアソン夫妻の気持ちを感じたい。
 
 
 
☆東海大学の薄荷畑
 
 化学実験の教材として必要なのが薄荷草。これは、東海大学札幌キャンパスに畑を作って、自前で調達しています。下はその写真。東海大学と放送大学の化学実験で使用している無農薬の天然ハッカです(^ ^)
 
薄荷畑と札幌校舎
 薄荷畑は野球グラウンドの奥、サッカー・ラグビー場の隣にあります。なかなか世話もできず、雑草だらけ?のときも、、、(笑)
薄荷”ほくと”
 北見薄荷の最新(とはいっても1982年)品種”ほくと”を栽培しています。キリリとした薄荷のフレーバーがぎっしり詰まっています。
薄荷の花
 ほくとの花が咲きました。残念ながら、花が咲くとオイル含量が落ちてくるのと交雑して種が落ちることから、すぐ刈り取ってしまいます。